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2025/02/07

北海道の郷土料理「ルイベ」とは?歴史や味わい方をご紹介!

はじめに

皆さんご存知の通り、北海道には美味しいものがたくさん!
その中には、アイヌの食文化がルーツになっているものも存在するのはご存知でしたか?

 

例えば、珍味コーナーに並ぶ「鮭とば」。
こちらはアイヌの人々が鮭を長期保存するのに、細切りにして乾燥させて食していたことが始まりとされています。
噛めば噛むほど鮭の濃厚な旨味が広がっていき、ついお酒が進んでしまいますよね…!

 

実は、北海道どさんこプラザのベストセラー商品の中にも、アイヌの食文化と深く関わっているものがあるのです。

 

それは、佐藤水産の「鮭ルイベ漬」。
北海道産の天然鮭といくらを「鮭醤油」が入ったタレに漬け込んだ生珍味です。
普段何気なく買って食べていたけど、「ルイベ」という聞きなれない言葉の意味を考えたことは、あまりないのではないでしょうか?

 

今回は、北海道の伝統的な郷土料理「ルイベ」について、その歴史や味わい方をご紹介します!

 

 

ルイベとは?その歴史と背景

「ルイベ」という言葉自体、アイヌ語が語源!

そもそも「ルイベ」という言葉は、“溶ける”を意味する「ル」と、
“食料”を意味する“イペ”を合わせた「ルイペ」というアイヌ語が語源といわれています。

 

その名前が意味する通り、鮭やますなどの魚を一度冷凍し、解凍させないまま刺身にして食べることで、口のなかで次第に溶かしながら味わうのが特徴です。

 

なぜ冷凍状態なのかというと、アイヌの人々が厳しい冬の寒さを乗り越えるために、貴重なタンパク源である鮭を雪に埋めて凍らせて保存していたことが発祥とされています。

 

また、魚に潜む寄生虫は、凍らせることによって死滅するため、寄生虫対策としても理にかなった保存方法だったのです。

 

「ルイベ」とは、厳しい冬の寒さを乗り越えるために、また冬の寒さを利用するという逆転の発想でできあがった、アイヌの人々の知恵が詰まった食材だったのです!

 

 

気になるルイベの味とは?美味しい食べ方もご紹介

「ルイベ」と「ルイベ漬」で食べ方が異なる

元々の「ルイベ」は、魚を1本まるごと冷凍させたものを薄くスライスして、刺身のようにわさび醤油で食べるのが一般的です。
地域によっては、軽く炙って食べたり、塩で食べたりする場合もあります。

 

現在では、より美味しく手軽に食べられるように、醤油ベースの調味料にいくらやカットされた鮭を漬け、下味をつけた状態で冷凍させた「ルイベ漬」も販売されています。
半解凍の状態で召し上がると、身の歯ごたえと透明感、とろける食感と凝縮された旨みが堪能できます。

 

そのまま食べても最高ですが、熱々のご飯の上に乗せて食べると、ルイベ漬がご飯の熱でじんわりととろけていき、より濃厚でリッチな味わいを楽しめますよ!
贅沢にパスタの上に乗せたり、バゲットやクラッカーの上に乗せてカナッペとして食べるのもおすすめです。

ルイベを実際に食べたい!販売店舗のご紹介

北海道どさんこプラザの店舗やECサイトでご購入できます!

ここまで記事をご覧になって、「実際にルイベを食べてみたい!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

実際に北海道に行けば取り扱っている店も多いですが、本州ではなかなかお目にかかる機会が少ないのが現状です。
北海道まで行けないという方は、北海道物産展やアンテナショップ、EC(通販)サイトを利用するのがおすすめです!

 

 

北海道産品を取り扱うアンテナショップ・北海道どさんこプラザでは、実際に「ルイベ」をご購入できますよ。

 

 

■お取り扱い商品
鮭ルイベ漬 160g【北海道百科定番商品カタログ】|株式会社北海道百科

■お取り扱い店舗
こちらをご覧ください

 

北海道どさんこプラザWEBでは、
「ルイベ漬」をはじめとする海鮮珍味が4種セットになった商品を販売しています。
ご自宅用はもちろん、ギフト用にもおすすめの一品です。

 

 

■お取り扱い商品
函館市 誉食品 海鮮珍味4点セット

北海道どさんこプラザWEBにて販売中!

 

まとめ

北海道の郷土料理「ルイベ」を食べてアイヌ文化を感じよう!

北海道の郷土料理「ルイベ」は、アイヌ民族の伝統的な鮭の保存方法が発祥で、凍った状態で食べるのが特徴です。

現在ではより美味しく、食べやすくした「ルイベ漬」も発売されており、北海道のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」でお買い求めいただけます。

 

この記事を見た方は、是非「ルイベ」を実際に食べて、アイヌ文化を感じてみてくださいね!

★参考サイト:ルイベ 北海道 | うちの郷土料理:農林水産省