見た目は怖いけど味は絶品！幻の魚「八角」その味や食べ方とは？

商品ブログ

2025/02/08

全国的な知名度は低くても、地元でしか食べられていない魅力的な食材というのが数多くあります。
そういった食材に触れることで、その土地の文化や歴史を知ることができるのはもちろん、
こんなに美味しいものがあったなんて！と驚きに満ちた体験をすることができます。

ところで、北海道ならではの魚「八角（ハッカク）」を知っていますか？

この魚はトゲトゲとした特徴的な見た目をしており、少々怖い印象を持ちます。
しかし、味わいはとても上品で美味しく、長年北海道の地元でしか消費されない幻の魚でした。
近年では、その美味しさにスポットが当たり、本州では高値で取引されることもあるのだとか。

北海道内のスーパーでたまに売っているのを見かけますが、
初めて見たときのインパクトが強く、「どうやって食べるの!?」と戸惑ったのを覚えています(笑)

今回は、そんな「八角（ハッカク）」の基本情報から、風味と食べ方に至るまで解説していきます。

「八角（ハッカク）」というのは通称であって、実は正式名称ではありません。
オスは大きなヒレを持つことから、「特別大きなヒレ」ということで「トクビレ」という名前が付けられました。

「八角（ハッカク）」という通称の由来は、特徴的な見た目から。
体にはうろこがなく、その代わりにトゲトゲとした骨板に覆われ、角ばっています。
そのため、さばいたときに断面が八角形になることから、通称「八角（ハッカク）」なのです。

北海道の太平洋沿岸およびオホーツク海沿岸に分布しており、夏から秋にかけてが漁獲のピークです。
しかし、「八角（ハッカク）」をメインとした漁はなく、あくまで他の魚の漁に紛れたものを獲っているだけ。
そのため漁獲量が少なく、元々は北海道の一部の地域でしか消費されていなかった“幻の魚”だったのです。

冒頭でも説明した通り、「八角（ハッカク）」はその味の美味しさから、本州では高値で取引されることもあるそう。
それほどまでに惹きつけられる味わいとは、一体どのようなものなのでしょうか？

トゲトゲとした厳つい見た目とは裏腹に、白身で肉質は歯ごたえがあり脂ものっていて、
とても上品な美味しさを兼ね備えているのです！

一般的なイメージとしては、白身魚は淡白なイメージですが、
「八角（ハッカク）」は脂がのっているので、濃厚な味わいを楽しめるのが特徴。

お刺身として食べるのはもちろんですが、北海道では「軍艦焼き」という食べ方で親しまれています。
これは「八角（ハッカク）」を背割りにし、ひっくり返った内側の身の部分に味噌を塗って焼きあげる食べ方です。
背割りにした見た目がまるで軍艦のような形に見えることから、「軍艦焼き」と言われています。

ホクホクとした食感を楽しめるのと同時に、味噌と脂の甘みが調和し、まさに絶品。
北海道の海鮮居酒屋のメニューにあったら、是非一度試してほしい一品です。

ここまで記事をご覧になって、「『八角（ハッカク）』を実際に食べてみたい！」という方もいらっしゃるのではないでしょうか？

実際に北海道に行けば取り扱っている店もありますが、本州ではなかなかお目にかかる機会が少ないのが現状です。
北海道まで行けないという方は、北海道物産展やアンテナショップ、EC(通販)サイトを利用するのがおすすめです！

北海道産品を取り扱うアンテナショップ・北海道どさんこプラザでは、実際に「八角（ハッカク）」をご購入できますよ。

■お取り扱い商品
ほっけ開きと八角軍艦焼きセット

北海道どさんこプラザWEBにて販売中！

トゲトゲとした見た目がインパクト抜群な「八角（ハッカク）」の正式名称は「トクビレ」といいます。
断面が八角形に見えることから、通称「八角（ハッカク）」と呼ばれるようになりました。

元々は北海道の一部地域でしか食べられていなかった“幻の魚”ですが、
その味の美味しさから徐々に人気が出て、今では本州で高値で取引されることもあるのだとか。

その味わいは、白身で歯ごたえのある肉質ながらも脂がのっていて絶品！
食べ方は「軍艦焼き」で、味噌を塗って食べるのがおすすめですよ。

この記事を見て興味が湧いた方は、是非実際に食べみて、北海道の地魚を堪能してみてくださいね！

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