北海道百科事典

2021/06/03

北海道の有名な食べ物といえば!?エリア別絶品グルメ

誰もが知るグルメ大国の北海道。北海道の有名な食べ物といえばラーメンやジンギスカン、お寿司などが思い浮かびます。ですがそれ以外にも、北海道の自然に育まれた畜産物や農産物、栄養分を豊富に含む潮の恩恵を受けた海鮮類のおいしさは、そのレベルの高さに驚くはずです。

今回は北海道で絶対食べておきたい有名な食べものを、エリアごとにチェックしていきましょう。

北海道の有名な食べ物【道央エリア(札幌・石狩・旭川)】

北海道へ行く人の多くが訪れる、札幌と旭川。北海道の二大都市を中心に、有名な食べ物を紹介します。

味噌だけじゃない!ド定番「札幌ラーメン」

北海道で有名な食べ物の代表のひとつの「札幌ラーメン」。札幌ラーメンのお店は日本はおろか、世界中にも数多く出店されているほどの人気が高い食べ物です。

札幌ラーメンは栄養満点のラーメンを作ろうと味噌汁にヒントを得たもので、味噌味のスープにたっぷり入った野菜、ちぢれた太めの麺が特徴。「札幌ラーメン=味噌味」というイメージが強いのですが、それまで札幌ラーメンといえば醤油や塩味だったため、今でも多くのラーメン店で醤油や塩味のスープを選ぶことができます。

スープの出汁も豚骨や豚骨+魚介、鶏ガラからとさまざまなので、余裕があったらぜひ食べ比べにチャレンジしてみましょう。

北海道のソウルフード!「ジンギスカン」

「ジンギスカン」はラム・マトンの生肉をたっぷりの野菜と一緒に焼いて食べる、いわば北海道流の焼肉。ジンギスカンの甘じょっぱい専用タレにつけて食べれば、ご飯が何杯でも食べれてしまいます。

ジンギスカンを焼くのは中心が高くなったドーム上の専用鍋ですが、鍋の下部に野菜を置いておけば、焼いた肉の肉汁が野菜に浸透して、お肉はもちろん野菜までもジューシーに食べることができる仕掛けになっています。

ススキノなど繁華街にある人気店のほか、青空の下でジンギスカンバーベキューができる場所もあるので、お好みのスタイルで楽しみましょう。

100%麦芽を使用の「北海道限定ビール」

北海道の食べ物と一緒に飲みたい、北海道限定のビール。自然の恵み豊かな北海道には、北海道でしか飲めないビールがあります。

それぞれ世界の醸造家が認める高品質なファインアロマホップ・100%麦芽を使用したり、富良野の大麦麦芽を希少な富良野産ホップを100%使用するなど、原材料にこだわったビールがずらり。飲みごたえがあるのにスッキリした喉ごしは、北海道の自然が育んだ食材との相性が抜群です。

また小樽や滝川・富良野・函館などではご当地ビールも。生ビールのほかに缶や瓶ビールもあるので、お土産にもおススメです。

サーモンがポイント、北海道の鍋料理といえば「石狩鍋」

「石狩鍋」は北海道名物のひとつであるサーモンを入れた、味噌仕立ての郷土料理です。味噌ラーメン同様に石狩鍋も具沢山であることがポイントで、豆腐とサーモンに加えて、にんじんや長ネギ・玉ねぎ、キャベツなどの野菜をたっぷり入れて煮込みます。

野菜の旨味とサーモンの出汁が味噌と合わさって生み出される濃厚な味わいは、深みがあって五臓六腑に染みる美味しさ。体の芯から温まる鍋料理です。

旭川ラーメン

北海道三大ラーメンのひとつの「旭川ラーメン」。サッパリした醤油ベースの旭川ラーメンは、札幌ラーメンに並んで人気の高いラーメンです。

旭川ラーメンのスープの出汁は、豚骨や鶏ガラなどのスープと魚介スープを合わせたダブルスープ。麺は中太のちぢれ麺で、醤油ベースのスープにはラードたっぷりが基本です。

冬は氷点下20〜30度まで下がる旭川では、ラーメンが冷めないようにとたっぷりのラードをスープ表面に浮かべることで、スープがすぐに冷めないようにガッチリガード。いつでもアツアツの状態で食べることができます。

北海道の有名な食べ物【道南エリア(函館・倶知安・小樽)】

北海道を訪れる人に大人気の函館〜小樽エリア。内陸部の道央とは異なり、海に面したこのエリアで、有名な食べ物といえば海鮮が中心です。道南エリアの有名な食べ物をみていきましょう。

北海道っていったらこれっしょ!「ウニ丼・イクラ丼」

北海道に来たら食べたいと思っている人も多い「ウニ」と「イクラ」。なかでもこぼれそうなほど豪快にウニやイクラが盛られた「ウニ丼」「イクラ丼」は、観光客のみならず地元の人にも大人気です。

北海道のウニが美味しい理由は、ウニの主食が北海道の良質な昆布や海藻だからです。北海道の冷たい海水と豊かな栄養分を含んだ親潮の恩恵で、締まった卵に旨みがたっぷり詰まったイクラは、プリプリの歯応えを楽しめます。

ウニは6〜9月、イクラは9〜11月が旬。札幌方面から南へ向かって海岸線を車で走れば、あちこちでウニ丼・イクラ丼の旗をみかけるので、北海道の贅沢な海鮮丼を存分に味わいましょう。

その大きさにビックリ!とろける「ホッケ」

日本全国で食べることができる「ホッケ」ですが、北海道のホッケはスケールが違います!居酒屋でホッケを注文すれば、いままで食べていたホッケは何?と思うほど大きく、身もたっぷり詰まっています。

北海道のホッケは5月~7月と11月に多く漁獲され、羅臼(らうす)・礼文(れぶん)・積丹(しゃこたん)などが主な産地。鮮度が落ちやすいために北海道産の生ホッケは全国には流通していませんが、地元で食べられるホッケはとてもジューシーですよ。素材の良さを十分に感じることができるシンプルなホッケの塩焼きは、独り占めしたくなるほどの美味しさです。

小樽で食べたい!新鮮でネタが大きい「寿司」

北海道へ行ったら「お寿司を食べたい」と思っている人も多いと思いますが、寿司を食べるなら小樽がおすすめ。港湾があり新鮮なネタが手に入りやすいという立地にも恵まれた小樽には昔から数多くの寿司屋があり、11万人という人口に対して120店もの寿司店がひしめきあっています。

国道5号線から小樽運河へ向かう200mには「小樽寿司屋通り」があり、有名店がずらり。寿司の街小樽は競争が激しいので、どのお店も鮮度のいいネタを使い、寿司職人さん方がプライドとこだわりを持って握った寿司を堪能できます。

また北海道は回転寿司や立ち食いタイプの寿司屋も、その美味しさやネタの大きさは侮れないので、機会があったらぜひ足を運んでみましょう。

函館ラーメン

札幌、旭川にならんで北海道三大ラーメンのひとつである「函館ラーメン」。函館ラーメンの特徴は、透き通った塩味のスープに細いストレートの麺。豚骨や鶏ガラに昆布や香味野菜を加えてとられるスープの出汁が、あっさりしているのに深みのある味わいに仕立てています。

比較的シンプルで上品な味わいの函館ラーメンは、その味わいを生かすためチャーシューや長ネギ、メンマなどのシンプルなトッピングが主流です。

北海道の有名な食べ物【道東・道北エリア(帯広・富良野・釧路・根室)】

北海道の雄大さを感じるといったら、帯広や富良野などの道東エリア。日本有数の酪農地帯を含む道東エリアでは、コクのある乳製品やジューシーな北海道産の肉料理を楽しむことができます。

帯広名物、肉厚な「豚丼」

帯広に行ったらぜひ食べたい「豚丼」。北海道産のブランド豚肉を惜しみなく使い、肉を炭火でじっくり焼き上げた豚丼は、甘辛い醤油ベースのタレにロースやバラ、またはその両方の分厚い豚肉がほっかほかご飯の上に乗った逸品です。

昭和8年から提供されはじめた豚丼は、甘辛いタレでついご飯がすすむ鰻丼を参考に味が考えられたもの。帯広市内には元祖豚丼の人気店から数十店の豚丼店があります。

道産子の食卓を支える北海道版唐揚げ「ザンギ」

道産子のソウルフードでもある、北海道版唐揚げの「ザンギ」は、ここ道東の釧路が発祥。一般的にザンギは「鶏肉に醤油の下味をしっかりつけた唐揚げ」と認識されていますが、実際には下味をつけないものや、タレにつけて食べるザンギもあります。

中国語の鶏のから揚げ「炸鶏(ザーギー)」にその呼び名が由来するザンギは、道産子も日常的に食べている料理。居酒屋で食べられるだけではなく、定食屋では「ザンギ定食」として、またラーメン屋ではトッピングにザンギがあるほどです。

濃厚でリッチなだけじゃない「ソフトクリーム」

全国各地でも美味しいソフトクリームには出会えますが、北海道のソフトクリームはただ美味しいだけではありません!

北海道を訪れた際にぜひ食べてほしいのは「ラベンダー」「ハスカップ」「チーズ」など、北海道ならではの素材を組み合わせたソフトクリームです。

富良野でしか食べられない「ラベンダーソフトクリーム」は、ラベンダーの香りがふわりと広がり、濃厚なのにさっぱりとした味わい。ほんのり色づいたラベンダー色のソフトクリームは、SNS映えも間違いなし!

ご当地ソフトクリーム片手に、美味しく楽しく観光しちゃいましょう。

北海道の有名な食べ物を制覇して、充実した旅行にしよう

グルメ目的で訪れる人も多い、北海道。北の大地と海洋に育まれた美味しい食べ物は、高級グルメから庶民の味までどれも絶品です。

食べ物そのものはもちろんですが、どこで食べるかも旅の楽しみ。同じメニューでも、「居酒屋で」「アウトドアで」「テイクアウトで」とその時々の雰囲気に合わせて、北海道グルメを存分に楽しんでくださいね!