北海道百科事典

2021/06/03

北海道ならではの食べ物といえば?名物と人気のご当地グルメを紹介

北海道には海産物や農産物をはじめ、美味しい特産品がたくさんあります。北海道に行ったら、産地でしか味わえない新鮮な食材やそれらを使っためずらしい料理をぜひ堪能しましょう。

この記事を読めば、北海道の食べ物についてよく知ることができ、旅先で食べたいグルメのチェックに役立ちますよ。今回は北海道ならではの食べ物の情報を「特産品」「郷土料理」「ご当地グルメ」の3つに分けて紹介します。

農・海産物の宝庫!北海道の美味しい名産品TOP3

北海道は漁業や農業がとくに盛んで、農産物や海産物が豊富。とれたて・できたてで新鮮な農産物・海産物を産地で味わうのは、旅の醍醐味ですね。気に入った品は、お土産として買って帰ったり、お取り寄せをしたりして、自宅でもぜひ楽しみましょう。

ここでは、現地でぜひ味わいたい北海道ならではの名産品のTOP3を紹介します。

1位:新鮮で種類も豊富な「魚介類」

北海道といえば、新鮮な魚介類や海産物。漁業生産量は全国生産量の2割、漁業にたずさわる人の数は全国1位と、北海道は日本有数の漁業大国です。日本海、太平洋、オホーツク海と3つの海に囲まれ豊かな漁場をもつ北海道では、水揚げされる魚の種類も豊富。ホタテや鮭を筆頭に、イカ、タコ、スケトウダラ、カニ、ウニ、昆布など、さまざまな海産物が揚がります。

道内には札幌や函館、小樽、釧路などさまざまなエリアに市場があり、鮮度抜群の魚介類を買ったり、その場で食べたりできます。また、イカメシや松前漬け、てっぽう汁など、魚介類を使った郷土料理もたくさんあるので、ぜひ現地で味わってくださいね。

2位:北の大地が生み出す旨味濃厚な「乳製品」

北海道は、釧路や根室、十勝などの道東を中心に酪農が盛んです。牛乳はもちろん、バターやチーズを作っている工場や工房がたくさんあり、見学や試食、手作り体験などができます。

工房で手作りされる濃厚な乳製品は、お土産やお取り寄せでも人気です。根釧地域では、地域の振興局が発行している「根釧ソフトクリームマップ」をみながら、食べ比べも楽しめますよ。また、北海道の上質なバターや牛乳を使ったお菓子も、北海道ならではの味覚です。

3位:恵まれた気候条件が育む良質な「牛肉」

夏でも湿度が低く、適度な気温が保たれる北海道では、畜産も盛ん。とくに広大な土地を生かして飼育されている肉牛の頭数は、全国1位です。

北海道産の和牛は「北海道和牛」と呼ばれています。なめらかな舌触りの赤身に緻密に入った霜が特徴で、口当たりがやわらかく甘味や風味に富んだ美味しい牛肉です。また、道内のほぼ全てのエリアで、特色のあるブランド牛が生産されています。牧場直営のレストランで牛肉料理を味わうのも、生産地ならではの楽しみ方でおすすめですよ。

伝統の食文化に触れる!道産子が愛する郷土料理3選

その土地ならではの味覚といえば「郷土料理」も外せません。北海道には、鮭や野菜を使った石狩鍋やチャンチャン焼き、じゃがいもを使ったいももち(芋餅)など、特産品を使った郷土料理がたくさんあります。地域の人に古くから愛される伝統的な料理に触れれば、北海道のことをもっとよく知るきっかけにもなるでしょう。

ここでは、とくに北海道で愛されている郷土料理を3品厳選して紹介します。

羊肉の旨味で野菜がすすむ「ジンギスカン」

ジンギスカンは、中央が高くなったジンギスカン専用の鍋で羊肉と野菜を焼いていただく料理。肉をあらかじめタレに漬け込んでおくタイプと、肉を焼いてからタレにつけて食べるタイプがあります。中央で焼いた肉の旨みが野菜にたっぷりしみて、肉も野菜ももりもり食べられますよ。

道内にはジンギスカンの専門店が多数あり、それぞれこだわりのある肉やタレを提供しているので、ぜひお気に入りの1軒を見つけてください。また、北海道では家庭でもよくジンギスカンを食べるために、スーパーで地元メーカーが作っているジンギスカン専用のタレが購入できます。

しっかり味のタレが決め手の唐揚げ「ザンギ」

ザンギとは、北海道流の鶏の唐揚げのこと。昨今の唐揚げブームもあり、全国的に知られている北海道グルメです。北海道では、日頃の食事のほか、遠足や運動会の弁当の定番として親しまれています。

特徴は醤油・しょうが・にんにくなどで味付けした濃いめの甘辛いタレに漬け込んでから、揚げていること。揚げたあとで、さらにタレにつける場合もあります。北海道の飲食店や居酒屋のメニューにはザンギがラインナップされていることが多いので、店によって個性があるタレの味をぜひ食べ比べてみてください。

シンプルかつ豪快に肉を味わえる「豚丼」

豚丼は、養豚が盛んな十勝地方帯広市で生まれたといわれる郷土料理。分厚い豚肉を焼き、甘じょっぱい醤油ダレに絡めてご飯に乗せた、豪快でボリュームたっぷりの丼です。トッピングは白髪ネギのみが基本なので、肉の美味しさをダイレクトに味わえますよ。十勝地方では家庭でもよく食べられるほか、提供している飲食店も多数あります。

北海道のスーパーでは豚丼用のタレも売っているため、買って帰って自宅で旅の味覚を再現してみるのもおすすめです。

旅行で絶対食べたい!北海道の名物ご当地グルメ3選

食の宝庫・北海道には、根室のエスカロップ、釧路のスパカツ、羽幌のえびタコ餃子など、地域ごとのご当地グルメも多数あります。訪れるエリアのご当地グルメをリサーチしておくと、地域ならではのグルメを食べ逃しなく堪能できますよ。

ここでは、とくに人気の高い3種類のご当地グルメを紹介します。

豊かな食材と各地の風土が生んだ「ラーメン」

気温が低い北海道では、体が温まるラーメンは愛されているメニューのひとつ。日本のラーメンのはじまりは函館だという説もあります。

北海道三大ラーメンといえば札幌の「味噌ラーメン」、函館の「塩ラーメン」、旭川の「醤油ラーメン」。このほかにも、釧路や富良野、稚内、帯広など、道内の各地に地域の風土にマッチした麺やスープを楽しめる、さまざまなご当地ラーメンが存在します。

出汁(だし)をとる昆布の一大生産地であること、良質な食材が豊富なことなど、好条件が揃った北海道のラーメンは、そこでしか味わえない美味しさです。

大きな具材とスパイスの合わせ技「スープカレー」

スープカレーは、1990年代から札幌市内で広がりを見せはじめたご当地グルメ。現在では、札幌名物の筆頭として名前があがるほど、全国的によく知られています。特徴はさらっとしたカレー風味のスープと、定番のチキンレッグや地元野菜など、ごろごろっとした大きめの具材。スパイスの効いたスープと食材の旨味との合わせ技がクセになりますよ。

スープのベースは豚骨、魚介、トマトなどのバリエーションがあり、具材も角煮や海鮮などお店によって個性があります。札幌市内にはスープカレーを出す店が多数あるため、滞在中に好きな味を探すのもおすすめ。

北海道のうまい魚を贅沢に味わえる「寿司」

新鮮な魚介類が豊富に手に入る北海道の寿司は、鮮度も味も抜群。火を通したり酢でしめたりしない生のネタを使った北海道の寿司は「蝦夷前(えぞまえ)寿司」とも呼ばれます。また「根室さんまロール寿司」のような地元のネタを使ったご当地寿司を訪ねるのも、旅の楽しみですね。

道内には高級寿司店からリーズナブルな回転寿司店まで、たくさんの寿司店があります。なかでも小樽(おたる)は「寿司の町」と呼ばれるほど寿司店が多く、市内には寿司店が軒を連ねる「寿司屋通り」もあります。町の散策ついでに気になった寿司店に立ち寄り、美味しい寿司に舌鼓を打つのもおすすめです。

北海道ならではの食べ物は目移りするほど種類豊富!

北海道には、魚介類や乳製品、肉などの食材や、それらを使った郷土料理やご当地グルメがさまざまあります。

道内の地域ごとに多くの味覚が楽しめるため、訪れる地域のグルメやお店を事前にリサーチしておくのがおすすめ。そこでしか食べられない味覚をぜいたくに食べ尽くして、美味しい旅の思い出をたくさん作ってくださいね。