北海道百科事典

2021/06/02

北海道の名物を味わいつくそう!人気・ご当地のおすすめグルメ11選

北海道は、全国的に知られるグルメ大国。美味しい特産品や北海道ならではの名物料理が数多くあるため、「食」を目的に北海道旅行をする人も多いでしょう。

とはいえ、北海道の食の名物はあまりに多く、何を食べるか絞りきれずに困ってしまうほど。北海道を訪れる前にこの記事で予習をして、名物を食べ尽くしましょう!今回は、北海道の「海鮮」「郷土料理」「ご当地グルメ」の3つを分けて紹介します。

新鮮で種類も豊富!北海道のおすすめ名物魚介類4選

北海道名物といえば、真っ先に魚介類を思い浮かべる方も多いでしょう。日本海、太平洋、オホーツク海に囲まれた北海道は、日本でも有数の水揚げ量を誇る海産物の宝庫です。札幌や函館、小樽など各地に市場があり、新鮮な魚介類が手に入ります。

鮭やホッケ、イカ、タコ、カニ、ホタテなど種類が豊富で、しかも美味しい北海道の魚介類は、間違いなく北海道名物の筆頭といえるでしょう。

郷土料理にも使われる「鮭」「いくら」

北海道の魚介類の代表格といえば鮭。旬は海に出た鮭が成長して生まれた川に戻ってくる9~10月で、この時期に獲れる鮭は「秋鮭」と呼ばれます。また、5~8月とやや早い時期に獲れる若い鮭は「ときしらず」と呼ばれ、たっぷり脂が乗ったふっくらとした身が絶品です。

北海道は、鮭やイクラを使った郷土料理や特産品も豊富。なかでも、鮭と季節の野菜にバターを乗せて蒸し焼きにした、味噌風味の「ちゃんちゃん焼き」や、ぶつ切りの鮭やアラと野菜を入れて鍋仕立てにした「石狩鍋」は、人気の名物料理です。

良質なエサで育った風味豊かな「ウニ」

ウニは何を食べて育ったかで味が変わるといいます。地域の特産品でもある良質な昆布を食べて育った北海道のウニは、絶品の味わいです。収穫場所によって漁期が違い、冬から夏にかけて水揚げされます。

新鮮なウニをたっぷり乗せたウニ丼は、それを目当てに北海道を訪れる方も多い人気グルメのひとつ。シーズン中であれば、新鮮なウニを自分でむいて食べるウニむきが体験できるエリアもありますよ。生で食べるほかに、日持ちがするように塩水で加工したものや瓶詰めにしたものもあるので、おみやげにもおすすめです。

コリコリ食感がやみつきになる「イカ」

イカも北海道の美味しい魚介類のひとつ。初夏から晩秋に漁が行われ、イカ釣り漁船が灯す漁火(いさりび)は、北海道の夜景を彩る風物詩です。

北海道で味わえる獲れたてのイカの刺身は、新鮮なイカだけがもつ透き通った身と、コリコリとした食感が特徴。イカの刺身の概念を覆される、絶品の味わいです。

イカを使った料理では、胴に米を詰めて炊き込んだ「いかめし」が有名。甘辛い味付けで酒の肴にもぴったりです。レトルト加工されたものもあり、気軽に入手できますよ。

高級食材としても知られる「昆布」

北海道は昆布の一大産地。日本で食べられている昆布の約9割が北海道産なんです。エリアごとに異なる種類の昆布が漁獲され、地域の特産品となっています。

時間と手間をかけて丁寧に干し上げた北海道の昆布は、旨味たっぷり。北部沿岸で獲れる利尻昆布(りしりこんぶ)や羅臼沿岸(らうすかいがん)で獲れる羅臼昆布、函館を中心に獲れる真昆布は、良質な出汁がとれる高級昆布として重宝されます。また、鮭やニシンを昆布で巻いて柔らかく煮た昆布巻きは、北海道の郷土料理として知られ、おせち料理でもおなじみです。

地元の人も大好き!北海道のおすすめ郷土料理3選

北海道には、古くから地元の人に親しまれている郷土料理も豊富にあります。全国的に知られるようになったものも多いですが、どの郷土料理も北海道の風土に根付いたものばかり。北海道を訪れたらぜひ郷土料理を食べて、地元の食文化に触れてみてください。

北海道民のソウルフード「ジンギスカン」

ジンギスカンはラムやマトンといった羊の肉を、野菜と一緒に専用の鍋で焼く郷土料理です。「成吉思汗(じんぎすかん)」と表記されることもあります。北海道ではジンギスカン鍋を持っている家庭が多く、北海道民のソウルフードとして親しまれています。

道内にはジンギスカンの専門店が多数あり、観光客も多く利用します。タレにこだわる店や自家飼育した羊肉を提供する店など、店ごとに特徴があるために食べ比べてみるのもおすすめ。家庭でジンギスカンが作れる冷凍やパウチのセットも販売されており、自宅でも楽しめます。

濃いめの甘辛味がたまらない「ザンギ」

ザンギとは鶏の唐揚げのことです。鶏肉を醤油ベースの甘辛いタレに漬け込んでから揚げるのが特徴。一般的な唐揚げよりも濃いめの味付けがクセになる美味しさです。

北海道の飲食店では定番メニューのひとつで、専門店も多数あるためにザンギめぐりをするのもおすすめです。濃い味なので、お酒もすすみますよ。

近年では、タコを揚げたプリプリのタコザンギや鮭ザンギ、ラムザンギなどの変わり種も登場し、新たな名物として注目されています。

ボリュームたっぷりの肉が主役「豚丼」

豚丼は豚ロース肉や豚バラ肉を焼いて、砂糖醤油のタレを絡めたものをご飯に乗せた、帯広市を中心に親しまれている郷土料理です。白髪ネギなどの薬味のほかには具材がないのが特徴。ボリュームのある豚肉を甘辛いタレでいただくシンプルさに、ご飯がすすみますよ。

十勝地方の飲食店で広く提供されているほか、スーパーなどでは豚丼用のタレも販売されています。お店で食べてファンになったら、タレを買って自宅で挑戦するのもおすすめです。

現地で食べたい!北海道のご当地おすすめグルメ4選

北海道は有名なご当地グルメも豊富。なかには地元でしか食べられない味覚もあるため、北海道の各所を訪れた際には、ぜひチャレンジしてみましょう。ご当地グルメを提供するお店はたくさんあるため、食べ比べて好みの味を探してみるのも楽しみ方のひとつですよ。

大きな具材とスパイスのハーモニー「スープカレー」

札幌の名物グルメといえば「スパイスの効いたカレースープ」と「大きめの具材」が特徴のスープカレーです。北海道の特産品のひとつであるじゃがいもなどの新鮮な野菜の甘味と、スパイスのうまみが絡み合う味わいは、食べてみる価値のある美味しさです。

定番のチキンレッグのほか、ハンバーグや魚介類など、具材はお店によってさまざま。エビや豚骨、トマトなど、スープのベースを選べるお店もあるので、お気に入りの一皿を探すのもよいですね。

地域ごとの個性が光る「ラーメン」

北海道には各地域ごとに特色の違うラーメンがあります。なかでも「札幌ラーメン」「旭川ラーメン」「函館ラーメン」は、北海道三大ラーメンと呼ばれています。

札幌ラーメンは味噌スープにちぢれ麺が特徴で、モヤシやたまねぎのトッピングが定番。函館ラーメンはさっぱりした塩スープにストレートの細麺、旭川ラーメンはコクのある醤油スープと、地域でまったく味や特徴が異なります。

北海道のラーメンの具材は本来シンプルなものが多いですが、特産品のバターや海鮮などを活かしたラーメンを出すお店も多く、北海道の味覚を楽しめますよ。

新鮮な魚介を贅沢に味わう「寿司」「海鮮丼」

新鮮な魚介類が豊富に手に入る北海道では、各地で鮮度抜群のネタを使った海鮮丼や寿司が堪能できます。

北海道の生寿司は「蝦夷前寿司(えぞまえすし)」とも呼ばれ、新鮮だからこそ味わえる素材本来の美味しさが魅力。老舗からチェーン店まで、寿司店も多数あります。

海鮮丼も同様に、新鮮な魚介類をふんだんに使った丼を提供する専門店が豊富です。市場の中や周辺に行くと早朝から海鮮丼を食べられるお店もあるため、贅沢な朝御飯を楽しむのもおすすめ。

絞りたて牛乳の濃厚さが魅力「ソフトクリーム」

北海道はバターなどの乳製品も有名ですが、なかでも現地でぜひ味わいたいのがソフトクリーム。とくに酪農が盛んな道東エリアにはソフトクリームを作っている工房がたくさんあり、食べ比べが楽しめます。

地元で生産された新鮮で質の高い生乳から作られたソフトクリームは、濃厚な牛乳の風味が特徴。オーソドックスな味だけでなく、地元特産の野菜や果物を使ったフレーバーを販売しているお店もあるため、変わった味にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

北海道の名物はジャンルが多彩!

北海道の名物を3つのジャンルに分けて、合計11種類紹介しました。気になる名物は見つかりましたか?

北海道では海鮮や古くからある郷土料理、ラーメンやスイーツなど、さまざまな名物を味わえます。名物が食べられるエリアや時期もさまざまなので、現地に行くときはターゲットを絞って旅の計画を立てるのがおすすめです。豊かな北海道の味覚を、心ゆくまで楽しんでくださいね。